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ヤマセミを求めて奥多摩へ

5月27日、ROBINで1年ぶりの探鳥会が開かれた。
「久しぶりなだけに、いつもより贅沢な鳥を見に行きたい!」
そう考えた結果、ターゲットはヤマセミに決定!

ヤマセミは“渓流の狩人”と呼ばれるバーダーあこがれの鳥。
川の中流から上流域に生息し、ヤマメやイワナ、ウグイなどを採るカワセミの仲間だ。
警戒心が非常に強く、そう簡単には人前に姿を現さないところも人気の理由だろうか。
東京の奥多摩町では広範囲に生息しているが、アクセスの良さ、対岸の近さ、景観の良さなどの点から、フィールドは鳩ノ巣渓谷~白丸ダムをチョイスした。


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首都圏有数の渓谷美を誇る鳩ノ巣渓谷

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新緑に包まれる吊り橋

鳩ノ巣渓谷に着くと、早速キセキレイが出迎えてくれた。
渓流のせせらぎの中を飛びまわり、岩の上に降りれば胸のレモン色を存分に見せてくれる。
さらに、長い尾を上下に振るお決まりのしぐさでバーダーはノックアウトだ。
これを堪能しただけでも、「奥多摩に来た!」の感がある。

気がつくと、すでにメンバーは各々キセキレイの写真撮影に取り掛かっている。
双眼鏡+スマホで追いかけるものの、なかなか苦戦しているようだ。

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胸から尻にかけてびっしりとレモン色の羽で覆われているのがわかる

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1年間のブランクを全く感じさせない活躍を見せた“こや”

鳩ノ巣渓谷を上流に向かって歩くと、白丸ダムの水門にぶつかった。
ここを境に多摩川は、複雑な流れを見せる渓谷から静寂な湖へと姿を変える。驚くべきは、その水の透明度だ。
カイツブリが水中で足をペタペタと動かしている様子がよく見えるのだ。
そこに水があるのを感じさせないくらいクッキリと。都心なら絶対にあり得ないことである。
普段見慣れたカイツブリやカルガモも、ここではいつもの倍美しく見える。
また、こういった環境でオシドリが見れるのも山の醍醐味だ。

橋の上から定点観察をしていると、
「カワセミ?」
の声。どうやら“こや”がカワセミを発見したらしい。
すぐに確認してみると、確かにカワセミが浅瀬の岩に止まっていた。
距離にして100m程度あるだろうか。双眼鏡でもかなり小さい。
これを見つけたこやの腕前はなかなかのものだと感心していると
「水面がパシャって光ったから。」
とのこと。さすが!

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エメラルドグリーンの水を湛える白丸ダム

定点観察のタイムリミットがあと5分になった時、山の尾根上に猛禽類の影を発見。
肉眼ではゴマ粒にしか見えないが、浮遊の仕方からなんとなくクマタカっぽい気配を感じる。
急いで双眼鏡でとらえると、視界の中では案の定クマタカが舞っていた。
「どこ?どこ?」
メンバーが場所を知りたがっているが、あまりに遠くて説明できない。
クマタカは尾根上をゆったりと旋回した後、斜面の針葉樹林に入って行った。

1年ぶりの鳥見を終えたら、国道沿いのお土産屋さんでソフトクリームを食べた。すっかり小旅行気分である。
結果的にヤマセミは空振りとなったが、渓流ならではの鳥たちを満喫できてよかった。

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風情のある駅として有名な白丸駅

野鳥リスト
カイツブリ
カワウ
オシドリ
カルガモ
トビ
クマタカ
ハヤブサ
キジバト
カワセミ
イワツバメ
キセキレイ
ヒヨドリ
カワガラス
ウグイス
シジュウカラ
イカル
スズメ
カケス
ハシボソガラス
ハシブトガラス
計20種。
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クマタカ舞う空の下で

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今年も秩父合宿に行ってきた!
場所は埼玉県の秘境“彩の国ふれあいの森”だ。山梨県と長野県に近く、埼玉県の中でも最も深い山々に囲まれたエリアである。宿の標高は800m近くあり、周辺には日本百名山の両神山(1723m)や甲武信岳(2475m)がそびえる。
ツキノワグマやニホンカモシカなど多くの哺乳類が生息し、希少猛禽類のクマタカも豊富に生息している。逆にここにクマタカがいなかったら一体どこに生息するのだというほど深くて豊かな山地である。

お昼に拠点施設に到着し、ベンチでお昼ご飯を済ませたらさっそく散策を開始した。
すると渓流の対岸からオオルリのさえずりが聞こえてきた。
「どこだ!?木のてっぺんを探すんだっ!」
対岸の木の梢を双眼鏡で丹念に見ていくと予想通りオオルリの姿があった。木の高い場所に止まる習性から、背中の瑠璃色を見るのは案外難しいと言われるが、今回は自分たちと高さがあまり変らなかったのでしっかりと堪能できた。

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今年もピントが合わなかったオオルリ♂

林道を歩いているとき、自分の視界ギリギリのところで何かが浮遊しているのが見えた。
担いでいたスコープを大急ぎで地面に立てて双眼鏡で確認してみた。
「クマタカだ!クマタカクマタカ!」
ちょっと距離が遠かったが、翼の後縁部のふくらみが強い立派な成鳥だった。その幅広の翼で上昇気流をとらえ、一切はばたかずに深い山の上を舞っていた。まさに深山幽谷の鳥である。
気がついた人から
「あそこ、電線の後ろ!」
と指を差して位置を教え合った。
観察しているうちにクマタカはグングンと高度を稼ぎ、一度眼を離したら見つけられない程に小さくなった。あんな高いところまで行ってどうするんだろうと思った次の瞬間、五月晴れの青空の中に消えてしまった。
希少種であり飛行時間の少ないクマタカだが、こんなにさらりと見ることができたのは相当ラッキーだ。朝から夕方まで山で待機していても、見れない時は見れないのだから。

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クマタカが舞う新緑の谷

クマタカとオオルリという初日の2大ノルマを達成し、一同はこまどり荘へ。
荷物を車からコテージに移し、女子コテージに集まるとお菓子パーティー状態に。1日の疲れを糖分で緩和した(笑)
さてさて、夜の楽しみといえばバーベキューだ!
こまどり荘は1人あたり2500円で食材から道具まで全部揃えてくれる。時間になってバーベキュー棟に行くと、すでにテーブルの上には宿の人が用意してくれた食材が並んでいた。
ごらんあれ!

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どーん!おいしそうでしょう?

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HIRO、こや、あいら、クリリンが率先して調理してくれた。そのお肉がなんとおいしいことか!プリプリでもうたまらんっ!
温泉に入った後はコテージに集まってHIROのマジックを見たり、トランプをしたり。ウィンクキラーゲームでは、ちばちゃんがターゲットの位置によって左右の眼を使い分けるというスゴ技を使っていた。かっこいいね!


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清々しい朝。こまどり荘から

2日目。初日に続き天気は快晴。
初日と同じ渓流に行き、そこで各々自由散策を満喫。
あいらは岩棚の上に腰掛けるとリュックからスケッチブックを取り出した。HIROが横でまったりしながらその様子を見る。
ちばちゃん、プロ、りーちゃんの3人組は水に触ったり石を投げたりしては、時たまミソサザイのさえずりに耳を傾けていた。

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マイナスイオンたっぷり!

11時過ぎまで渓流で遊んだ後、雄大な奥秩父の山々に別れを告げ市街地へ向かった。東京湾に注いでいる荒川の源流部を右に左にとハンドルを切りながらのドライブだ。クリリンがひたすらサザンを流し、夏だと錯覚してしまいそうな雰囲気に。三峰口まで下りてくると風景は少しずつ街っぽくなっていった。約1時間のドライブを終えて西武秩父の駅前に着いたのが12時半くらい。昼食を取るにはちょうどいい時間だった。

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秩父と言ったらおそばでしょ!商店街の蕎麦屋にて。天せいろそば

おそばを食べた後は商店街でソフトクリームを食べたり、お土産をみたりした。りーちゃんは巨大ふ菓子を買っていた。
そして1泊2日の秩父合宿はここで終了。女性陣は特急レッドアローで池袋へ向かい、男性陣は車で帰宅した。
今回の合宿は小鳥に関しては正直に言えば空振りということになるが、ROBINは野鳥を見るためだけのサークルではない。クマタカとオオルリが見れればそれで充分だ。観察種数を稼ぐことよりも、大自然そのものの美しさや、それに浸る喜びを知ることの方がROBINでは大事なのだ。
カモシカとの出会いに期待したり、新緑の渓流をスケッチしたり、鳥たちのさえずりに包まれながら仲間と談笑したり…。今までの活動を通してそんな思い出作りのお手伝いができたなら満足です。

これからのROBINは不定期で活動することになりますが、どうぞよろしくお願いします!

参加者:HIRO、クリリン、プロ、ちばちゃん、りーちゃん、あいら、こや、隊長。

野鳥リスト
トビ
クマタカ
ノスリ
ハイタカ
キセキレイ
オオルリ
ミソサザイ
カワガラスなど

キャンパスにオオルリがやってきた!

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キャンパスの池に現れたカワセミ

冬はルリビタキやジョウビタキがやってくる学習院だが、春の渡りの時期は何が見られるのだろうか。
それを調べるべく4月下旬から5月上旬にかけてキャンパス鳥見をしてみた。

この間に見られた鳥リスト
1.カワウ
2.アオサギ
3.カルガモ
4.キジバト
5.カワセミ
6.コゲラ
7.ハクセキレイ
8.ヒヨドリ
9.アカハラ
10.シロハラ
11.ツグミ
12.センダイムシクイ
13.キビタキ♂
14.オオルリ♂
15.シジュウカラ
16.メジロ
17.アオジ
18.シメ
19.スズメ
20.ムクドリ
21.ハシブトガラス
計21種。

キビタキ、オオルリ、センダイムシクイは東南アジアからやってくる夏鳥だ。これといって珍しい種ではないが、それらが観察できることは都心の大学としてはとても誇れることである。南方からはるばるやってくる彼らにとって利用価値のある森だと言えるからだ。

大学側は緑豊かなキャンパスを自慢としているが、いまいちその本当の価値をわかっていないような気がする。
学習院の森はただたくさんの木が植わっているというだけではない。春と秋は渡り鳥が羽を休めにやってくるし、冬は小鳥を狩りに猛禽類のハイタカまでやってくる。山手線の内側にありながら立派な生態系を維持している奇跡の森なのだ。

新緑と桜の探鳥会

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4月10日は六義園に行ってきました!
ここは山手線駒込駅からすぐのところにある大名庭園。作者はかの柳沢吉保である。都内ではお花見のスポットとしても有名だが、やたらめったら桜があるわけではないため派手好きには向かないかもしれない。逆に風流に桜を楽しみたい人にはうってつけのスポットだ。
日曜日と桜のピークが重なったせいかこの日の園内は花見客でいっぱいだった。まるで和風ディズニーランドのよう。スコープを持ってこなくて正解だった。

池ではアカミミガメ(外来種)が岩の上に乗って日光浴をしていた。クサガメもいるにはいるが泳いでいるのばかりだ。(日光浴すればいいのに)と思っても、岩の上にはアカミミガメがビッシリ!カメが登るのにちょうどいい岩はことごとくアカミミガメに占領されてしまっているようだ。

カメを観察しているとき、対岸から「チ、チー」という鳴き声が!
(これはカワセミだっ!)と目を凝らすと、森の奥の方からコバルトブルーのカワセミが飛んできた。
対岸の木に止まったがちょっと距離があったために確認できなかった人もいたみたいだ。
まだ冬鳥が若干残っているようで、芝生にはツグミ、森にはシロハラとシメ、池にはキンクロハジロがぷかぷかと浮いていた。

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朝はそう混雑もしていなかった園内は、昼に近付くにどんどんレジャーランドチックになっていった。桜とメジロという春の定番コラボもじっくり楽しめたことだし、花見客がピークに達する前にROBINは六義園を後にした。
このところ東日本大震災の影響もあって鳥身をしていなかったが、今回は天候にも恵まれ久しぶりにいい探鳥会となった。

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探鳥会後の女子会?の模様。ファミレスにて

参加者:あいら、プロ、こや、りーちゃん、えりか、ちばちゃん、HIRO、隊長の8名

野鳥リスト
カルガモ
キンクロハジロ
カワセミ
キジバト
ツグミ
シロハラ
メジロ
シジュウカラ
シメ
ムクドリ
ハシブトガラス

狭山湖探鳥会

2月26日は埼玉県所沢市の狭山湖へ行った。
ここは首都圏有数のオオタカウォッチングの名所なのだ。もちろん狙いはオオタカ!

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スワロフスキーの広告と同じ構図のHIRO(スワロフスキーの望遠鏡は世界一高性能なのです!)

湖畔に到着したのが10時前。それからベンチに腰をかけて湖上を飛び回る猛禽類をじっくりと観察。気長に待たなければならない時もあるが、それがまたいい。いつ飛ぶかな?とワクワクしながらおしゃべりを楽しめるのが定点観察のいいところだ。

一番よく飛ぶのはもちろんトビで、その次がミサゴ。運のいいことに、魚をつかんで飛んでいくミサゴを見ることもできた。丘陵地の上では上昇気流が発生しているらしく、ノスリが翼をめいっぱいに開いて輪を描いて飛んでいた。遠くの奥多摩の山々をバックに飛ぶその雄姿は、まるでクマタカのよう。
一方水鳥はかなり少なめ。カモはほとんど壊滅状態だ。

お昼頃、湖畔に沿って1羽のオオタカ成鳥がこっちに向かって飛んできた。40mくらいの距離まで来ると、そこでゆったりと旋回し始めた。自分たちの真上でカッコいい姿を見せてくれて感激!

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お昼ご飯を食べた後は“トトロの森”での小鳥探しに変更。
羽がにわかに青くなり始めたルリビタキを見ることができた。森の中で耳を澄ますと、色々な鳥の鳴き声が聞こえてきた。鳴き声のわかる人と一緒に来れば、もっとワクワクが止まらないフィールドになること間違いなしだ。

トトロの森を途中で抜けると早稲田大学所沢キャンパスに出られる。帰りはそこからバスに乗り小手指駅へ。
ピクニックを満喫できたいい1日であった。

参加者:あいら、こや、みお、HIRO、隊長

野鳥リスト
カンムリカイツブリ
ハジロカイツブリ
コサギ
アオサギ
コガモ
マガモ
オナガガモ
ミサゴ
トビ
オオタカ
ハイタカ
ノスリ
キジバト
コゲラ
セグロセキレイ
ハクセキレイ
ヒヨドリ
ルリビタキ
シロハラ
ツグミ
エナガ
シジュウカラ
ホオジロ
アオジ
カシラダカ
シメ
スズメ
ムクドリ
ハシボソガラス
ハシブトガラス
プロフィール

隊長

Author:隊長
学習院大学バードウォッチングサークル“ROBIN”の活動記録です!

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